19番目のカルテ キャスト津田健次郎の演技と最終回・最新情報

松本潤さん主演の日曜劇場「19番目のカルテ」で、ゲストキャストとして出演した津田健次郎さんの演技が大きな話題です。この記事では人気声優のつだけんさんが3話で見せた圧巻のパフォーマンスのあらすじを振り返ると共にドラマの主要キャストや相関図、原作漫画についても解説します。

また気になる視聴率の推移、清水尋也さんの逮捕が最終回に与える影響、全何話で完結するのか、主題歌、ロケ地情報、見逃し配信の視聴方法までドラマに関する情報を網羅してお届けします。

記事のポイント

  • 第3話ゲスト津田健次郎の魂の演技とSNSでの反響がわかる
  • 松本潤、小芝風花ら主要キャストと役柄の関係性がわかる
  • 全8話で最終回となる理由と清水尋也逮捕の影響がわかる
  • 原作情報、視聴率、ロケ地、見逃し配信情報がわかる

19番目のカルテのキャストと津田の演技

19番目のカルテ キャスト津田以外の注目点

  • 原作漫画とドラマ版のあらすじ
  • 主要キャストと相関図を解説
  • 主題歌はあいみょん「いちについて」
  • 3話ゲスト「つだけん」の熱演
  • 主演・松本潤が初の医師役に挑戦

原作漫画とドラマ版のあらすじ

日曜劇場「19番目のカルテ」は、富士屋カツヒトさんによる人気漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」を原作としたヒューマン医療エンターテインメントです。WEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載されておりコミックスは既刊11巻が発売されています。

物語の舞台は18の専門分野に細分化された現代医療の課題を解決するために新設された「総合診療科」。臓器や年齢、性別を問わず、患者の訴えを総合的に診察し、ときにはその人の生活背景や心にまで寄り添う「19番目の新領域」です。

主人公である総合診療医・徳重晃が、どこの科を受診すればいいかわからない複雑な症状を抱えた患者と向き合い病気だけでなくその人の生き方そのものに手を差し伸べていく姿を描いています。

主要キャストと相関図を解説

本作は主演の松本潤さんをはじめ実力派俳優陣が脇を固めています。物語の舞台となる魚虎(うおとら)総合病院の主な登場人物とキャストをご紹介します。

役名 キャスト 役柄・関係性
徳重 晃 松本 潤 主人公。魚虎総合病院の総合診療医。「問診」を武器に患者と向き合う
滝野 みずき 小芝風花 整形外科の新米医師。理想と現実のギャップに悩みながらも成長していく
東郷 康二郎 新田真剣佑 外科部長の息子で優秀な外科医。効率を重視し、徳重とは対立することも
有松 しおり 木村佳乃 経験豊富な小児科医
鹿山 慶太 清水尋也 滝野の同期の内科医。面倒ごとを嫌う性格
赤池 登 田中 泯 徳重の恩師。離島の診療所で働く医師
北野 栄吉 生瀬勝久 魚虎総合病院の院長。総合診療科を独断で新設した

このほか、岡崎体育さん、ファーストサマーウイカさん、藤井隆さんなど個性豊かなキャストが病院内で繰り広げられる人間ドラマに深みを与えています。

主題歌はあいみょん「いちについて」

ドラマを彩る主題歌はシンガーソングライターのあいみょんさんが書き下ろした楽曲「いちについて」です。患者一人ひとりの人生に寄り添い伴走する徳重医師の姿を思わせるような、温かくも力強いメッセージが込められた楽曲となっています。

物語の感動的なシーンで流れるこの曲は視聴者の涙を誘う重要な要素の一つです。

3話ゲスト「つだけん」の熱演

第3話では、声優・俳優として絶大な人気を誇る津田健次郎さんが人気アナウンサー・堀田義和役でゲスト出演し大きな話題を呼びました。「つだけん」の愛称で親しまれる彼が、自身と同じく「声」を仕事道具とする役を演じたことでそのセリフには凄まじい説得力が生まれました。

堀田は下咽頭がんと診断され手術をすれば声質が変わるかもしれないという恐怖に苛まれます。外科医の康二郎(新田真剣佑)から早期手術を勧められるも声を失うことを恐れて決断できず。

「声は私の宝です。誰に言われたわけでもないけど、私の人生で唯一ちゃんと育ててこられたもの」「この声で家族を守ってきたんです」

涙ながらにこう訴える堀田の姿にSNSでは「ツダケンが言うと説得力ありすぎる」「マジでツダケンのために書かれたかのような脚本」といった声が殺到。自身の本音を吐露し慟哭するシーンは多くの視聴者の心を打ちました。まさに魂の演技と言えるでしょう。

主演・松本潤が初の医師役に挑戦

本作の主演を務めるのは、松本潤さんです。2018年の「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」以来、約7年ぶりに日曜劇場へ凱旋。キャリア30年目にして意外にも自身初となる医師役に挑戦しています。松本さんが演じる総合診療医・徳重晃はゴッドハンドを持つ天才外科医ではありません。

彼の最大の武器は患者と徹底的に向き合い対話する「問診」です。

穏やかで飄々とした雰囲気の裏に命と真摯に向き合う強い信念を秘めた徳重というキャラクターを松本さんが深みのある演技で表現しています。

患者の話に隠された嘘を見抜いたりときには厳しい現実を突きつけたりしながらも最後は優しく隣に寄り添う。そんな徳重医師の姿は多くの視聴者に感動を与えています。

19番目のカルテ キャスト津田以外の注目点

19番目のカルテ キャスト津田以外の注目点

  • 気になる視聴率の推移は?
  • 最終回は何話目?放送短縮の理由
  • 清水尋也の逮捕による最終回への影響
  • 静岡がんセンターなどドラマのロケ地
  • 見逃し配信はどこで見れる?
  • 19番目のカルテのキャストと津田についてのまとめ

気になる視聴率の推移は?

日曜劇場の看板枠ということで視聴率にも注目が集まっています。初回と第2話は11%台と好スタートを切りましたがその後は徐々に数字を落とし第7話では7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と番組最低を記録しました。

この大幅ダウンの背景には裏番組で放送された日本テレビ系「24時間テレビ」の影響が大きかったと見られています。第7話までの平均視聴率は10.1%と、かろうじて2桁をキープしている状況です。

最終回は何話目?放送短縮の理由

「19番目のカルテ」の最終回は、9月7日に放送される第8話となります。通常の日曜劇場が全10話程度で構成されるのに比べ異例の短さと言えます。この事態に視聴者からも嘆きの声が続出。

これは視聴率不振による打ち切りではなく9月13日からTBS系列で「世界陸上」の放送が始まるためです。男女100m決勝など注目種目が日曜の夜に放送されるため、番組編成の都合上全8話での完結となったようです。結果的にこの放送短縮が平均視聴率を10%台に留める要因になるかもしれないという少し皮肉な見方もあります。

清水尋也の逮捕による最終回への影響

最終回を直前に控えた9月3日、内科医・鹿山慶太役で出演していた清水尋也さんが麻薬取締法違反の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースが報じられました。

これを受けTBSは最終回に登場する清水さんの出演シーンをカットする方向で再編集を進めていると発表しました。鹿山はヒロインの同期という重要な役どころでしたがそれほど出演シーンは多くないとされています。しかし放送直前の再編集作業は困難を極めることが予想されます。

SNSでは主演の松本潤さんや他のキャストを気遣う声そして最終回の放送を懇願するファンの声が多数寄せられています。

静岡がんセンターなどドラマのロケ地

物語の舞台となる「魚虎総合病院」のロケ地として複数の医療機関が撮影に協力しています。主なロケ地は以下の通りです。

  • 静岡県立静岡がんセンター(静岡県長泉町)
  • 東京女子医科大学八千代医療センター(千葉県八千代市)

特に静岡がんセンターではロビーや廊下、屋上などが使用され、ドラマのリアルな医療現場の雰囲気を生み出しています。このほかスタジオや都内のオフィスビルなどでも撮影が行われました。

見逃し配信はどこで見れる?

「放送を見逃してしまった」「もう一度あの感動を味わいたい」という方は見逃し配信サービスで視聴することが可能です。

主な動画配信サービスTBS系列のドラマは放送後1週間はTVerで最新話が無料配信されるのが一般的です。全話を通して視聴したい場合はU-NEXT(Paravi)などの定額制動画配信サービスで配信されることが多いです。ご自身の利用状況に合わせて最適なサービスを選びましょう。

19番目のカルテのキャストと津田についてのまとめ

日曜劇場「19番目のカルテ」についてキャスト情報、特に第3話にゲスト出演した津田健次郎さんの圧巻の演技を中心に最終回までの見どころや関連情報をまとめました。

  • 主演は初の医師役に挑む松本潤
  • 原作は富士屋カツヒトの人気医療漫画
  • 第3話ゲストは声優の津田健次郎
  • 声が宝のアナウンサー役を熱演しSNSで絶賛の嵐
  • 主要キャストには小芝風花や新田真剣佑など豪華俳優陣
  • 主題歌はあいみょんの書き下ろし楽曲「いちについて」 
  • 最終回は世界陸上の中継のため全8話で完結
  • 出演していた清水尋也の逮捕で最終回は再編集へ
  • 視聴率は平均10.1%を記録(第7話時点)
  • ロケ地には静岡がんセンターなどが使用されている
  • 見逃し配信はTVerやU-NEXTなどで視聴可能
  • 患者の心に寄り添う総合診療医の姿が感動を呼ぶ
  • 最終回での徳重と師匠・赤池の関係に注目